酒粕は余りもの?いえいえ!実は栄養満点のスーパーフードなんですよ!
酒粕とは、日本酒の原料である米、米麹、水を混ぜ合わせて発酵させた「もろみ」を搾り、日本酒とならずに残った搾り粕の部分です。
搾って残った方とはいえ、酒粕は、でんぷん、タンパク質、食物繊維、ペプチドやアミノ酸、ビタミンなど身体に良い栄養が豊富!
そのまま食べることもできますが、少し手を加えれば、お料理やデザートとして、ドレッシングやソース、甘酒にと、使い道はたくさん。
そこで今回は、酒粕の特徴から効能、おいしい食べ方をご紹介します。
実は酒粕、美容にも効果があると言われています。
酒粕には、お肌の調子を整えるビタミンB群が豊富で、昔から「造り酒屋さんの手は白くてすべすべで綺麗」と都市伝説のような噂があるほど。「酒粕パック」など、酒粕を使用したスキンケア用品も販売されています。
美容以外にも、血圧を下げる作用のあるペプチド、胃腸の調子を整える食物繊維も豊富なんです!糖尿病予防やダイエットにも。栄養満点な酒粕だからこその効能です。
酒粕を使った定番レシピをご紹介!
そのまま軽く炙っておいしく食べる!という人も多い(ただし酒飲みに限る)酒粕。素材としてお料理などに使用すれば、まろやかな風味にしたり、旨味をアップさせたりしてくれます。ぜひ使ってみてください。
簡単なレシピをこちらにご紹介いたします。
<ミルク甘酒>
酒粕と言えば「甘酒」ですね。ミルクを入れるとよりなめらかで濃厚な飲み心地になります。
作り方
① ちぎった酒粕100gを水200gに入れ1晩ふやかします。
(時間がない場合は耐熱容器にちぎった酒粕と水を入れ、レンジで約1分ほど温めます。)
② 一晩後、やさしく混ぜ酒粕が水に馴染みかたまりがなくなるよう溶きます。
③ 鍋に②と牛乳200g、砂糖40gを入れ、混ぜる。
(飲みたいくらいのとろみ加減にしておく。)
④ 弱火~中火で沸騰しないように温める。
(80度くらいがちょうど良い。)
⑤ 程よく混ざり温まったら、塩少々を入れ味をひきしめて完成!
<粕汁>
粕汁は兵庫県の郷土料理!寒い季節にはもってこいの定番料理の1つです。
作り方は簡単!
まず出汁をとって具材を煮込み、細かくちぎった酒粕を加え、味噌と塩で味をととのえて完成です。お魚や豚肉を入れてもコクが出ておいしいです!
<パウンドケーキ>
パウンドケーキの生地を作る際、同量の水でふやかし溶かした酒粕を混ぜ込むだけ。
美肌効果や便秘解消も見込める栄養満点のケーキに!
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石川酒造の「note」にも酒粕のレシピをたくさん掲載しています。
ぜひこちらのレシピ記事から探して、いろいろな酒粕料理に挑戦してみてください!
酒粕の販売は酒造りで搾りがおこなわれる時期だけ!
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<多満自慢 板粕>
板状の使用しやすい酒粕です。ちょっとした贈答品にもおすすめ。
500g 540円
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<多満自慢 バラ粕>
味は板粕と同じです。ご自宅用にはこちらをぜひ。
500g 432円
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<多満自慢 酒粕かりんとう>
香りと食感がしあわせ♪
ぽりぽりぽりぽり…気がついたら1袋があっという間になくなっちゃう!そんなかりんとうです。
やわらかい甘さとほんのり香る酒粕。軽やかな食感に仕上がっています。
内容量 30g 300円
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その他、酒粕を使用した商品はまだたくさん!
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~まとめ~
いかがでしたでしょうか。
日本酒を製造する時の副産物とはいえ、酒粕は余った”粕”ではなく栄養の宝庫!
肌質、冷えの改善や睡眠の質を高めたり、お肌や胃腸の調子を調えて体脂肪低下も見込める、お米由来の栄養をたくさん備えた食材です。アレンジ次第でとても美味しく召し上がっていただけます。ぜひお試しください!
ただし、酒粕はアルコールを含んでおりますので、アルコールに弱い方や、お子様の飲食には十分ご注意くださいね。